宇多津秋まつり
令和6年10月25~27日
宇夫階(うぶしな)神社と塩竃(しおがま)神社の例祭を併せて3日間、いわゆる宇多津秋祭りが行われます。宵祭には、里神楽を奉奏し、当日は例大祭、氏子祭、神幸祭が行われ、田町(たまち)と聖通寺(しょうつうじ)のお旅所に渡御になります。
町家が連なる古街(こまち)の中を、軒先と電柱をかすめながら十数台の太鼓台が練り歩く様は迫力満点で、息詰まる緊張感と躍動感が多くの人々を魅了します。
宇多津太鼓台の歴史・特徴
宇多津における祭りに関しては、1825年(文政8年)に高松藩松平氏が、宇多津の塩田辺りを金比羅宮に献上した際、金比羅の神様を迎えて盛大に祝ったという記録があります。宇多津太鼓台の最大の特徴は、赤と黒の布団を交互に5枚重ねた屋根布団で、古い歴史と伝統を持ちます。これは、当神社が明治初年まで神仏混交だったため、神仏の融合を表したと言われています。
獅子舞
宇多津の獅子舞は、油単(ゆたん)の中に二人の獅子若衆が入って舞う「二人立ち」と呼ばれるタイプが主流で、 一人が頭部と前足を、もう一人が後ろ足と下半身を担当して、息の合った舞を演じます。
油単の図柄は、赤系を基調とした派手なものになっており、それぞれの獅子で、図柄が異なります。頭は、全国的には木彫りのものが多ですが、讃岐は「張り子タイプ」が主流で、宇多津の獅子頭もそれに準じています。鳴り物は、太鼓、鉦(かね)、笛などを奏で、獅子舞を盛り立てます。
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所在地 | 宇夫階神社周辺 |
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ホームページアドレス | https://utadutaikodaihozon.wixsite.com/mysite |
主催 | 宇夫階神社/うたづ太鼓台保存会 |